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2013年9月 8日 (日)

北海道&東日本パス パート2 ~IGRいわて銀河鉄道と青い森鉄道~

パート1のつづき

北海道&東日本パスの最大の特長は、第三セクター鉄道区間となっているIGRいわて銀河鉄道(以下、IGR)の全線(盛岡駅~目時駅 82.0km)および青い森鉄道(以下、青い森)の全線(目時~青森 121.9km)も乗り放題のフリーエリアに含まれている点です。

2013年9月時点の普通運賃では、IGRいわて銀河鉄道・青い森鉄道の全区間を乗り通すだけで両者合算で5330円(IGR 2300円、青い森3030円)かかります(JR幹線の運賃であれば3570円)。

北海道&東日本パスであれば、このIGR、青い森の割高な運賃区間であっても気兼ねなく乗車できます。非常に経済的、トクしますので、是非積極的に利用したい会社・区間でしょう。IGR、青い森だけで北海道&東日本パスの半額以上のモトがとれてしまうのですから。

IGR、青い森へのお礼、もっと会社を応援したいのであれば是非、IGR青い森のオリジナル・グッズでも買って増収に寄与しましょう(結構重要)
また、青森駅~野辺地駅は青い森鉄道、野辺地~大湊駅はJR東日本・大湊線を走る「リゾートあすなろ・下北号」にも指定席券を買い足せば乗車できます。

元々、北海道&東日本パスは、2002年12月~2003年1月の冬シーズンに初めての設定がされました。発売直前の発表だったことから、新発売にあたりIGR、青い森との協議があったからでしょう。(詳細はこちら 現行とは異なるルールに注意)
東北新幹線の延伸開業により、これまで東北本線であった区間が第三セクターの岩手県内(盛岡駅~目時駅)は、「IGRいわて銀河鉄道」、青森県内(目時駅~八戸駅)は「青い森鉄道」へ経営分離・移管されました。

JRから第三セクターへの経営分離自体も、政治的な覚書によるものであり、「赤字路線の押しつけ」、「路線存続の懸念」、そして前述の「運賃高騰」など問題となっているのですが、もう致し方ありません。自治体がこれらの問題を飲んででも新幹線を望んだ代償です。

東北本線分離後の青春18きっぷをはじめとした乗り放題利用者のための代替・救済の意味合いがありました。発売時期が春・夏・冬の青春18きっぷの発売期間に近似した時期になっていることからもその意図がうかがえます。
2010年12月の東北新幹線全線開業(八戸駅~新青森駅)後、青い森鉄道の管轄区間が拡大後(八戸駅~青森駅・延伸開業)も、10000円という発売金額は変わらず、旧・東北本線区間の利用者に愛され続けているのです。

一方、1997年の北陸新幹線(愛称:長野行新幹線)開業時に、信越本線の長野県内区間を第三セクター化した「しなの鉄道」は北海道&東日本パスでの利用は残念ながら、不可です。
そのため、高崎・信越本線経由で、群馬県~長野県の県境を越えるときには、横川駅~軽井沢間のバス運賃(500円)およびしなの鉄道の普通運賃(軽井沢駅~篠ノ井駅 65.1kmで1400円)の支出を念頭に入れておくべきでしょう。


つづく・・・・

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